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脊柱回旋動作から考える側臥位ローリングの有効性

リアライメントスリーで習得できる側臥位ローリング(腰椎ローリング/胸椎ローリング)は、側臥位に寝てストレッチポールに上肢または下肢を乗せ、小さく転がして脊柱の回旋のねじれや可動域を改善するアプローチです。その有効性について、脊柱回旋動作の観点から紐解きます。

リアライメントスリーを解剖学から理解したい、セミナーに興味があるけれどもう少しメカニズムを知りたい、という方はぜひご覧ください。

※こちらの内容はセミナーでは取り扱っていない補足的な内容となります。予めご了承ください。

脊柱回旋の基礎知識

脊柱は24個で構成され、頸椎・胸椎・腰椎+仙尾椎に分かれます。

頸椎は前弯、胸椎は後湾、腰椎は前弯のS字カーブ状になっており衝撃吸収の役割があります。

※画像はコトバンク(https://kotobank.jp/word/脊柱-86872)より引用

脊柱の関節は主に3つあります。

  1. 後頭骨と環椎(第1頸椎)で構成される「環椎後頭関節」
  2. 環椎と軸椎(第2頸椎)で構成される「環軸関節」
  3. 上下の椎骨同士で構成される「椎間関節」

頸椎にのみ環椎後頭関節と環軸関節があり、第2頸椎以下の脊柱は椎間関節で構成されています。

回旋の可動域は頸椎 > 胸椎 > 腰椎となっています。

頸椎で回旋可動域が最も大きいのが環軸関節で、椎間関節の回旋可動域が10°前後なのに対し環軸関節では約47°の回旋可動域があると言われています。

頸椎の次に可動域が大きい胸椎は、肋骨と関節を構成するため頑丈な造りをしています。だからこそ胸椎によって可動させる必要があります。

腰椎は、脊柱のみで構成されているため非常に不安定な構造をしています。そのため大きく可動してしまうと腰椎にストレスがかかるため、ストレスを分散させるために腰椎は安定性が必要になります。このような構造から腰椎は胸椎より回旋可動域が小さくなります。

側臥位ローリングのメカニズム

環軸関節以下の脊柱の回旋は椎間関節で行われますが、その一つ一つの可動域は非常に小さいです。そのためいくつもの椎間関節が可動することで全体として大きな可動域を得ています。

側臥位ローリングではこの脊柱一つ一つの関節の小さな動きを引き出すことで脊柱全体のアライメントを改善することができます。

そのため、側臥位ローリングでは回旋は小さな動きを引き出した方が脊柱へのアプローチ効果が高まります(大きく動かしてしまうと、脊柱ではなく広背筋や腹斜筋などの大きな筋肉へのアプローチになってしまいます)。

クライアントがエクササイズを実施しているときに動きを確認し、適切に修正指導ができることで更に質が高まります。

側臥位ローリングの指導法を習得できるリアライメントスリーセミナー紹介

リアライメントスリーセミナーでは、側臥位ローリングの適切なポジショニング、誘導方法、動きの見極め方を習得でき、側臥位ローリングをクライアントに合わせて指導できるようになります。

その他にも、

  • クライアントのニーズ(動因)のヒアリングスキル
  • クライアントの姿勢をシンプルに分かりやすく視覚化する評価法
  • ベーシックセブンでは取り切れない上肢・下肢へのアプローチ
を習得することができます。
体幹へのアプローチの質を高め、クライアントのニーズに対応できる幅を広げることができるセミナーです。ぜひご受講ください!

アドバンストシリーズ一覧が表示されますので「リアライメントスリー」を選択してください。

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